線香はなにで出来ているのか?本当の香りは焚くこと

今日はお客さんがお昼頃から来られていたんですが、

その時に雑談で出たのがお香の話し。

 

お香はなにで作られているか?

というのをわからないって言われていたんですね。

 

確かに、お香に詳しい人ではない限り、

お香はなにで作られているか?

というのを知らなかったりします。

 

どちらかというと、

○○は良い香りっと覚える的な。

 

で、

実際に市販で売られているやつは

一概にいえなかったりするんですが、

伝統的なお香は、白檀、沈香という香木が主にベースに

なっていたりします。

 

白檀や沈香というのは、木ですね。

木の樹脂の成分が火で燃やすことによって、

香りを放っていたりします。

(白檀は常温でも結構香る。)

 

なので、

伝統的なお香の場合、

焚く前から鼻で嗅いでも、

本来の香りというのがわからなかったりします。

(特に沈香は)

 

そういうこともあって、

お店でお香を買われる際は、

焚かずに嗅いでいまいちでも、

試し焚きしてもらうことをオススメします。

 

火をつけることによって、

香りが全然変わったりしますので。

 

あと、

お香の主原料としてよく使われるのが、

丁子ですね。

丁子は木ではなく植物なのですが、

しっかりとした香りを放つことから、

お香の主原料としてよく使われていたりします。

(結構丁子好きの人もいたりしますよ!)

 

香りの分布としては、

重く甘い香りとされています。

(とはいえ、チョコレートのような

わかりやすい甘い香りじゃないですよ!)

 

そんな感じで、

その3種類が主に主原料として

よく使われていたりするんですね。

 

で、

それに補う感じで、

他の漢方系香料や、樹脂系香料、

動物性香料を混ぜて香りを作っていたりするんですね。

 

とまー作り方はシンプルな感じがするんですが、

なにをどれぐらい入れるかによって、

香りが全然変わってくるので、

白檀の線香といっても、メーカーによって違うということですね。

 

あと、同じ香木の種類でも、

香りに濃い薄い、辛い甘いなどが

微妙にあるので、必ずしも同じものが作れるか?

といったら、難しいところがあったりします。

 

まーそんなところは、

野菜なんかも同じですね。

モノによって微妙に違ったりするわけですから。

 

自然のものというのは、

そういうものだと思います。

 

てな感じで、

お香はなにで作られているか?

というお話しでした!

 

まー参考にしてくださいな!(^O^)/

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